読書感想文のポイント!? 小学校低学年の部「アリからみると」


アリからみると アリからみた世界ってこんな感じなんだ!

びっくり迫力のこの本。どんな感じに読んだらいいか、ちょっとヒントです。

その1.キミもアリになってみる

きっとこの本をよんだキミは虫がすきなのかな? だいすきな虫はこんなせかいをみてたんだ~!ってびっくりしたかな? 

キミのまわりのいすやつくえ。この本にでてくるアリくんからみたらとっても大きいだろうね。キミの家の前のおうだんほどう。キミもわたるの大変だけど、アリくんはちゃんとむこうにわたれるのかな。キミがだいすきなプールは、アリにとっては大きな大きな海に見えるのかな。

この本ではアリくんが、草むらや大きな木で他のムシたちに出会うね。じゃあ、キミがアリになって、キミのともだちに会いにいったらどうなるのかな? そんなことを考えてみるとなんだかとってもたのしいよ。

 

その2.なんだろう?って思ったら

ムシをこんなに大きくみたことってあった? 足はふしぎなかたちだし、なんでこんなにたくさんついてるんだろう。目だってなんでこんなかたちなんだろう。仮面ライダーににているムシもいたね。

なんでかな?って思ったら、おとうさんやおかあさんに聞いてみよう。きっと「このかたちやからだつきが ムシがいきてくのにイチバンいいんだよ!」って教えてくれるかな。

キミがふしぎに思ったこと、そしてそれはなんでなんだろう。聞いたこと、考えたこと、まとめてみると、あれ?いつのまにかりっぱな感想文ができちゃった~。 

 

その3.だいすきなムシキング

毎日おかあさんにおこられながら、でもやめられないムシキング。ムシキングって戦うときにとっても迫力あるよね。このときのようすって、なんだかこの本のアリくんが見てるみたい。ムシキングのせかいって感じだね、この本は。

キミのだいすきなムシキング。カブトムシだったら?クワガタだったら? いったいどんな世界にすんでるのかな? どんなたたかいをするのかな? ちょっと考えてみるとおもしろいかもしれないよ。

だからムシキングだいすきなんだ!って。

 

保護者の方へ

この本はきれいな写真がいっぱい使ってあります。アリから見た視点でバッタやクワガタ、カブトムシを見ていて、とても迫力があります。きっと虫の好きな男の子は手を取りやすい本だと思います。 でも!読書感想文を書くにはちょっと気をつけなければいけません。

この本にはほとんどセリフがありません。だからこの本を読んだ子供の気持ちがとっても感想文には大切になってきます。 もっともっと言葉がかかれていれば、その言葉を借りてきて自分の気持ちを書くこともできます。でもこの本ではそれがあまりできません。

もちろん主人公のアリのつぶやきなので、これを膨らめることもできると思います。それでもまだ低学年の子供では難しいかもしれません。なのでこの本を読んだ子供自身の気持ちを表現する必要がでてきますね。

その点でこうした絵や写真が中心の本で感想文を書く際には、特に小さい子供の場合、よ~くお父さん、お母さんとお話をしてみてください。そこからでてきた気持ちをうまくつないでいくのが、保護者の方の役割になります。

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2 Responses to “読書感想文のポイント!? 小学校低学年の部「アリからみると」”

  1. はじめまして。去年は、最後まで悩まされた長男の読書感想文。今年は、早めにすまそうと思ってます。この本、おもしろそうですね。最近、昆虫にとっても興味があるようなので、いいかも。。。。。

  2. 鵜匠さん
    こちらこそはじめまして!コメントありがとうございます。宿題の進捗管理って大変ですよね。つい先送りしてしまうと、それはもう・・・。この本に興味をもっていただいてうれしいです。さっと読める本なので、本屋さんでちょっと確認してみてもいいかもしれませんね。

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