読書感想文のポイント 「一億百万光年先に住むウサギ」 中学校の部
おいおい!本当に主人公は中学生かい?!
ついつっこみたくなるような、この主人公はとても生き生きとしている。大人な自分からみても充分大人なヤツでうらやましい。周りの人もいいひとで特徴的な人ばかり。だからこそ主人公はこんなに魅力的に成長したのかな。
実際の鎌倉、湘南の光景が目に浮かぶ。アムゼル亭のコーヒー、そして汁粉屋の汁粉。一度食してみたいなぁ。
一億百万光年先に住むウサギ | |
那須田 淳
おすすめ平均 |
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読書感想文はその本を読んだあなた自身のことを、いかに書いて伝えるかがポイント。この本はそのまま読むと感想文を書くのが難しいかもしれません。ある場面に注目したり、キーワードに注目して考えてみることをおすすめします。
星磨きウサギの話
中学生の仲間たち
主人公たちとおなじ中学生のあなた。中学三年生ならこれから経験する受験、進学、そして別れがこの作品には描かれています。
たとえばあなたの仲間たちとの出会いや普段のやりとりなど、いつもの姿を書いてみるのもいいのでは。そしてその姿が今後どうなっていくのか想像してみる。残された中学校生活をどんなふうにすごしていきたいか。こんなテーマで感想文を書いてみてはどうでしょうか。
長い本のあらすじは、どうやって書けばいいのでしょうかおしえてください。
本のあらすじは、ついつい長く書かなければいけない!って思いがちです。でもそんなことはありません。短く簡単でしかも最初だけでも十分ですよ。
あらすじを書く上でおさえておきたいことは、「誰がどうして、最後にはどうなったか」ということです。桃太郎なら「桃から生まれた桃太郎が成長して、鬼が島に鬼を退治しにいきました」ですし、浦島太郎なら「亀を助けた浦島太郎が、そのお礼に竜宮城に招待されました」でしょうね。
ただし長い本になるとちょっと考えてしまいます。誰がどうした、どうした、どうした、どうなった、どうなった・・・っていろいろな場面がでてくるからですね。その場合は、最初の場面だけに絞るか、自分が感想を書きたい場面、一番のテーマが現れている場面について絞って書くのがいいと思います。「一億百万光年先に住むウサギ」なら、「主人公がひょんなことから手紙のやりとりを代筆するようになります。その手紙の主はなんと・・・」といった最初の場面だったり、「自分の出生の秘密を探して大切な友達以上の○○が家出してしまいます。その後を追う主人公もまた何か大切なものを見つけたようです。」なんて感じでしょうか。
ポイントはあらすじは簡単に書くことです。「誰がどうして、どうなったか」をおさえること。決して原稿用紙の半分以上をあらすじで埋めようなんて考えてはいけませんね(^^ゞ
参考になればうれしいです。
わかりました
わかんない