読書感想文の書き方 あらすじはどうやって書くの?
長い本のあらすじは、どうやって書けばいいのでしょうかおしえてください。(投稿 tanuki | 2007/08/19 11:22:57)
http://kadaitosho.otou-no.net/2007/08/post_1c4e.html#comments
こんなコメントをいただきました。確かに長い物語のあらすじを書くのは難しいですね。ついつい物語の最初から最後までを書かなければってなってしまいます。でも感想文に書くあらすじは簡潔でOKですよ。
以下、自分なりの回答を転載します。
本のあらすじは、ついつい長く書かなければいけない!って思いがちです。でもそんなことはありません。短く簡単に、しかも物語の最初の部分だけでも十分ですよ。
あらすじを書く上でおさえておきたいことは、「誰がどうして、最後にはどうなったか」ということです。桃太郎なら「桃から生まれた桃太郎が成長して、鬼が島に鬼を退治しにいきました」というあらすじ。浦島太郎なら「亀を助けた浦島太郎が、そのお礼に竜宮城に招待されました」というあらすじでしょうね。
ただし長い本の場合は、ちょっと考えてしまいます。誰がどうした、どうした、どうした、どうなった、どうなった・・・っていろいろな場面がでてくるからです。その場合は、本の最初の場面だけのあらすじに絞るか、自分が感想を書きたい場面、一番のテーマが現れている場面を絞って書くのがいいと思います。
一億百万光年先に住むウサギ 那須田 淳 理論社 2006-09 by G-Tools |
今回質問をいただいた「一億百万光年先に住むウサギ」なら、「主人公がひょんなことから手紙のやりとりを代筆するようになります。その手紙の主はなんと・・・」といった最初の場面だったり、「自分の出生の秘密を探して大切な友達以上のケイが家出してしまいます。その後を追う主人公もまた何か大切なものを見つけたようです。それは・・・」なんて感じでしょうか。
あらすじは簡単に書くことがポイントです。「誰がどうして、どうなったか」をおさえること。決して原稿用紙の半分以上をあらすじで埋めようなんて考えてはいけませんよ(^^ゞ
参考になればうれしいです。