7歳から11歳のなかよし6人組が、病気の仲間ピトゥスのためになんと動物園を開いてしまうお話。できるわけないよ!ってことが、もしかしたらできるかも、できるよきっと、やったできた!と変化していくのは、こども達のパワーのなせる業だなぁと思った。
こどもたちが仲間で一大プロジェクトをなしとげてしまう話としては、以前読んだタイムマシンを思い出した。これもまた子供たちが中心になって考えて工夫して、大人を巻き込みながらタイムマシンをつくってしまおう!というプロジェクトを成功(実質的には失敗だけど・・・)させていく。
どちらの作品もこどもたちの生き生きとした姿におとうさんとしては鼻の奥がつんとくるものがありました。
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7月 11th, 2007 | Posted in 1-2.小学校中学年の部 課題図書, 2-06.2007年(平成19年)第53回 課題図書, 3.読書感想文の書き方・コツ | No Comments
昨年の課題図書「オシムの言葉」では、平和な生活が一転して戦争に突入していく姿を知りました。ひとつのチームだった代表チームが民族主義をあおるメディアに翻弄され、そして崩壊していく。普通にいってらっしゃい、と送り出した妻と何年も会えない。それまで隣人だった人たちが殺しあう悲しさ、理不尽さがオシムの少ない言葉から伝わってきました。
この本では、戦争の後の姿を知りました。農作業を通じて再び心通い合わせる姿と、それでもまだ癒えない深い心の傷が伝わってきました。
表紙のエミナはボスアニク、ナダはセルビア人。仲のよい二人の笑顔がこのまま続きますように・・・。
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7月 9th, 2007 | Posted in 1-3.小学校高学年の部 課題図書, 2-06.2007年(平成19年)第53回 課題図書, 3.読書感想文の書き方・コツ | No Comments
口の中で子供を育てる魚のお話。聞いたことはあったけど、こうして写真といっしょに読んでみるとあらためてびっくりした。敵からちいさな子供たちを守る、究極の子育て方法だなぁと関心。えさをあげても食べようとしない、またはこどもは間違えて食べることはない。自然ってやっぱりすごい。
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7月 8th, 2007 | Posted in 未分類 | No Comments
やわらかいタッチの表紙の絵。セキセイインコのピピッチと主人公のれいちゃんは、とっても仲がいいんだなぁ。
ところが読み始めるとびっくりします。淡々したピピッチの描写が余計にれいちゃんの悲しみを痛々しく伝えてきます。そしてまさか!こんなことに!っていう仕打ちまでうけてしまう・・・。
死をどのように受け止めて、それを乗り越えるのか・・・。いや、乗り越えるというより、吸収していくという感じなのか・・・。あなたはこの本を読んで、どう感じましたか?
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7月 2nd, 2007 | Posted in 1-2.小学校中学年の部 課題図書, 2-06.2007年(平成19年)第53回 課題図書, 3.読書感想文の書き方・コツ | No Comments
千葉県小・中学校児童生徒読書感想文コンクール(千葉日報社主催)の課題図書です。
小学校低学年、小学校中学年、小学校高学年、中学校、それぞれ6冊が選定されています。
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6月 30th, 2007 | Posted in 0-1.各県の課題図書・推薦図書 | No Comments